子連れで海外旅行に行くことになったので、事前にスーツケースを空港まで送っておこうと調べていたら、もっと便利なサービスを見つけました。それが、「手ぶら・空港宅配サービス」です。
このサービスを使って自宅から荷物を送ると、なんと、空港で預けなおす必要がなく、そのまま到着空港で荷物を受け取れるんです。私の場合は香港空港で受け取れました。自宅から送ったスーツケースが、香港空港バゲッジクレームのベルトコンベヤからちゃんと出てきたときは感動しました。
今のところ対応している航空会社がANAの国際線のみなのと、アメリカ路線(ハワイ含む)では利用できないという制限があります。(2018年1月現在) 対応便を利用される際はおすすめです。以下、利用方法を詳しく書いていきます。
申し込み方法
http://www.ana.co.jp/ja/jp/international/prepare/baggage/delivery/#anchor002:embed:cite:w400上のページから「申し込む」ボタンを押します。そうすると、ANAのマイレージクラブのログイン画面に遷移します。
マイレージクラブへログインしたら、以下の画面になります。その後、「サービス」タブを押し、「手ぶら・空港宅配サービス」のボタンを押します。
そうすると以下のところまで画面が移動しますので、「手ぶら・空港宅配サービス」のところの申し込みボタンを押します。
申し込みする際には、一人旅行者の名前を選ぶ必要があります。私たちは家族3人で予約したので、3人分の名前が出てきました。一人の名前を選んで、「ヤマト運輸運営の申し込みサイトへ」のボタンを押します。
あとは画面の指示に従って、住所などを入力していけばOKです。
気を付けなければいけないのは、集荷をお願いする日です。いつもよりも少し早めに荷物を発送する必要があります。締め切り日一覧は以下のページで見られます。
手ぶら・空港宅配サービス お申し込み・集荷締切一覧 | ご旅行の準備 [国際線] | ANA
ちなみに埼玉県在住の私の場合は、1月10日に荷物を自宅から羽田空港に発送し、1月13日0時55分発の深夜便に乗りました。サービスの申し込みは搭乗日の30日前から可能なので、早めに申し込みだけしておいて、集荷の日を確認しておいた方がいいと思います。
上記の手続きを踏めば、集荷希望日の欄を入力する際に、フライト情報をもとにした集荷可能な日付がプルダウンで出てきます。この日に集荷してもらって間に合うかなーと不安になる必要はないので安心してください。
集荷日を調べるためにも、早めの申し込みがおすすめです。集荷可能な日付が過ぎてしまうと、住所を入力して「次へ」を押した時点で、「集荷可能な日付が過ぎています」と赤文字のメッセージが出て申し込めなくなります。
実際に集荷してもらったら、次のような伝票をもらえました。
伝票はヤマトさんに持ってきてもらえますので、用意する必要がありません。自動で記入されています。
乗る予定の飛行機、時間も記載されていました。それに、予約番号まで載っていました。この予約番号は、私が航空券を予約した際のものです。いつもはチェックインのときにカウンターで提出しています。データが紐づいていることが分かって、ちょっと安心しました。
手ぶら航空宅急便サービスの料金
160サイズのスーツケースを埼玉県から羽田空港に送った場合の料金です。宅配料金 2,030円
空港手数料 648円
手ぶらサービス使用料 324円
合計 3,002円
スーツケースと持ち込み用手荷物を持ち、さらにベビーカーを押して空港に向かうのは大変なので、利用してよかったです。あと、集荷日が少し早いので、旅行の荷物を早めに準備できたというメリットもありました。
実際に出発空港で行うこと
手ぶらサービスを使った場合、預け荷物に関しては、空港で何もする必要がありません。ただしオンラインチェックインを済ませていない場合は空港カウンターに寄る必要があります。私はオンラインチェックインも済ませていましたが、自宅から空港まで使ったベビーカーを預けたかったので、手荷物優先カウンターに寄りました。
そうしたらカウンターの方に、「手ぶらサービスでお荷物を一つお預かりしています」と言われました。そのため、スーツケースとベビーカー、二つ分のバゲージタグをもらえました。ちゃんと荷物が管理されていることが分かり安心しました。
実際に到着空港で行うこと
香港空港に到着して、ベルトコンベヤの前で待っていると、ちゃんと私たちのスーツケースが出てきました!このサービスはネットにクチコミもなく、「ちゃんと香港空港に届くのかな」と不安でしたが、こんなふうにきちんと受け取れました。手ぶら航空宅急便サービス、おすすめです。