大分出身の私が、「湯布院で一番有名なお宿は?」と聞かれると、「山荘無量塔(むらた)」だと答えます。宿泊費も一泊一人あたり50,000円くらいする、高級宿です。なのに常に予約でいっぱい。サービスが段違いに良いそうで、リピート客も多いとか。
今回はそんなお宿のカフェを、ゲストで利用してみました。
こちらが、Tan's Barです。
ティータイム(9:00~18:00)は宿泊者でなくても利用できます(バータイムは不可)。店内はクラシックがかかっていて、しっとりした雰囲気。
子供と夫と私、3人で訪れたら、大人用のおしぼりは熱々で、子供用のおしぼりは温度を下げて提供されました。さすが無量塔……! サービスは心地よく、ゆったりした時間を過ごせました。
椅子にも「MURATA」の印あり。オーダーでしょうか。
チョコレートの盛り合わせ。
Pロール。
想像していたより、厚切りです。スポンジがふわふわで、私好み。おいしかったです。
こちらのPロールは、湯布院のガイドブックでも必ず紹介されています。無量塔系列のB-speakというお店で扱っています。由布院だけでなく、大分駅の豊後にわさき市場内にも店舗があります。
長さ15cmのプレーンロール一本で、1,420円です。消費期限が当日限りなので、おみやげとして誰かにお渡しするのは難しいかも。湯布院を訪れた人だけが楽しめる味です。
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Tan's Barは無量塔の本館の中にあります。Barまでの道すがら、山荘無量塔の本館がどのような雰囲気なのかちらっと見られるんですよね。
「山荘」の名のとおり、華美ではないけれど落ち着きと高級感が漂う内装でした。洗練されたスタッフに一流のサービスもすてきでした。いつか泊まってみたいなあ、と話しながらバーを後にしました!