お部屋に続き、「翡翠之庄」の夕食をレポートしていきます。
夕食は、竹田市の直入(なおいり)で獲れる、エノハを中心とした懐石でした。エノハはヤマメの別称で、竹田ではそう呼ぶそうです。お魚だけではなく豊後牛のステーキもありますので、お肉派の方も大満足だと思います。
子供用の食事もお願いしましたので、一番最後に載せました。子連れで訪れる予定の方はぜひ。
夕食のお献立(2020年10月)

ところどころに「神無月」という言葉が入っていましたので、訪れる時期によって若干メニューが変わってくると思います。
先付

八寸


・自家製燻製三種
・信田巻白煮
・焼霜湯葉
・秋刀魚酢〆
・長芋雲丹焼
・冬瓜含め煮
・胡麻豆腐
・鮃目アスパラ巻
・つるむらさき胡麻和え
造里



身はお刺身に、骨は骨せんべいに。

吸物

大分県の名産であるカボスを絞って入れます。さわやかな酸味。
冷鉢

・紅くるり
・彩り人参
・ベビーリーフ
・コリンキー
・カリフラワー
・彩りトマト
・蕪
・ブロッコリー
・トレビス
・サラダ大根
・ラディッシュ
・アスパラ
・ヤングコーン
焼物・揚物
エノハは、塩焼きか唐揚げを最初に選べます。せっかくなので、一つずつお願いしました。


もちろん唐揚げもおいしかったのですが、さっきエノハの骨せんべいをいただいたばかりなので、少し新鮮味に欠けるかもしれません。
台物

このステーキが本当に絶品で。
甘くとろけるようなお肉です。
ただ、この時点でかなり苦しくなっており、もったいないのですが付け合わせの野菜はほとんど食べられませんでした。今ならいくらでも食べられるんだけどな。本当においしかったです。
御飯

すべて美味しかったお食事の中で、唯一、このお茶漬けだけは、味付けが薄くて口に合いませんでした。それ以外はすべてパーフェクトでした。今まで泊まった旅館の中で、食事が美味しいお宿一位は箱根の「別邸今宵」さんでしたが、それと並ぶくらいの満足度でした。
大きなワインセラーがあるくらいお酒の種類も豊富です。私はあまり飲めないので、果実酒をちびちびいただきつつ、お食事を楽しみました。
甘味

デザートを食べている間、ターンダウンサービスが受けられました。窓のブラインドは下ろされ、和室にお布団が用意され、テーブルにはお水が。
ごちそうさまでした!
子供用のお食事


いわゆる「お子様ランチ」です。エノハや豊後牛などの「翡翠之庄らしさ」はありませんが、子供が好きで食べられるものばかりです。
アンパンマンのふりかけもついていました。
子供用のオレンジジュースを頼んだら、Hi-Cのビンだったので、子供が喜んでいました。(自分で注ぐのが好き)

部屋食が子連れには嬉しい
お食事はふつう食事処「くたみ」でいただきますが、一部の離れでは部屋食も可能です。「中尾」では部屋食でした。部屋食というと、たいてい和室の座卓に用意されることが多いのですが、こちらではテーブルでした。シニア世代も嬉しいんじゃないかと思います。
すごいな、と思ったのが、お部屋のライティングです。

テーブルのお料理がきれいに見えるように照明があたっていました。そのため写真も撮りやすかったです。
ここでお食事ができるように考えて設計されているんだなと思いました。
お宿への愛があふれて記事が長くなってしまう…。
最後は朝食編です!