阿蘇を出て目指したのが、黒川温泉です。
黒川温泉には、約3年前に来たことがあります。そのときは、入湯手形を買って湯めぐりを楽しみました。3軒の旅館のお風呂を楽しみ、ポカポカした体で温泉街を散歩して、とても楽しかった思い出があります。
今回は家族が一人増えています。子連れだと湯めぐりは難しいので、日帰りで貸切風呂に入れるところを探しました。
流憩園さんの日帰り貸切露天風呂
利用したのは、温泉旅館の流憩園さんのお風呂です。8:00〜20:00(15:00〜18:00を除く)、日帰り客でも貸切風呂を利用できます。
母屋で手続きをします。一人500円で、1歳児は無料でした。利用は一時間。
フェイスタオルの販売があり、一枚100円か200円でした(うろ覚えですみません)。
お風呂はちょっと離れたところにあります。では、ぬくもりを求めてレッツゴー!
一番張り切っている息子
数分ぐらい山道を降りると、お風呂が見えてきました。
下の写真の右端に、案内板が映っています。
私たちが利用したのは「よだか」という名の貸切風呂でした。
温泉街の中心地からは外れているので、まわりは山です。ほんとの露天風呂って感じがします。
お風呂がこちら。
広い〜!!!
洗い場もあるし、シャンプー類もあります。
この広さのお風呂を家族で使えるって、贅沢ですよね!
ただね、冬の露天風呂は、お風呂につかるまでがとっても寒いです。
脱衣所も外にあるので、服を脱ぐのに思い切りが要ります。寒い寒いと震えながら急いで服を脱ぎ、かけ湯をして、お風呂にどぼん。
お湯に全身がつつまれた後の幸せ感といったらないですねー。生きててよかったー。
お風呂の外に裸で出て髪を洗うなんてとんでもない!想像しただけで震える! という寒さだったので、洗い場は使用せず、つかるだけに留めました。
こちらのお風呂から見える景色はとってもワイルドで、声も山に響く感じがしました。キャンプに来ている感じです。ドラム缶風呂じゃなくて、きちんとした露天風呂なんですが。普段できない経験で、とっても楽しかったです!
お湯もすごくなめらかで、気持ちがよかったです。上がった後も、いつものお風呂よりあたたかさが持続していました。体の芯からあったまったんでしょうね。
貸切で、こんなに風情のあるお風呂に入れるとは思いませんでした。黒川温泉で家族風呂をお探しの方はぜひ!
とうふ吉祥さんでランチ
お風呂に入ったあとは、温泉街まで車で行き、ランチをとることにしました。選んだのは、とうふ吉祥さん。湯豆腐がついてきます。
くずれているように見えるのが、汲み上げ豆腐。こちらは崩れやすいので鍋には入れないでくださいとのこと。残りの二つは、木綿豆腐と、柚子入りの豆腐だったと思います。
息子は豆腐が大好きなので、鍋であたためたお豆腐をあげてみました。そしたら、予想に反して食べない! べーっと出してきました。
木綿豆腐がしっかりした固さだったので、お気に召さなかったようです。好みのうるさいやつめ〜と思いながら、汲み上げ豆腐をあげたら喜んで食べてました。
食後に出てきたのは、豆乳ソフトクリームとみかんジュース。
食後にコーンのソフトクリームって斬新ですよね!
みかんジュースもしぼりたてでおいしかったです。
温泉街を散策
歩きたがる息子を連れて、温泉街を散策しました。まだ背が低いので、手をつないで歩く間、ずっと中腰です。きつい〜
中心部にある、いご坂。かなりの急こう配です。
夏に訪れたときには、旅館の浴衣姿の方がたくさんいました。冬はさすがに見かけなかったな。
温泉街らしく川も流れています。
もしかしたら、息子に間近で川を見せたのは初めてだったかも。
しゃがみ込んで何かを触ったり、元来た道を戻ろうとしたり、急に立ち止まって空を見上げたり。
息子が一緒だと時間はかかりますが、その分私たちもゆっくり景色を味わうことができたように思います。
道中では道行く人にたくさん声をかけてもらい、息子も笑顔を振りまいていました。話しかけてくれた人が女性だと、息子の笑顔、二割増しです。自分から寄っていって手を握ったりもします。
「おまえは何をしても可愛いと言われていいなあー」と、夫(37)が言ってました。
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これにて熊本旅行記は終了です。息子も楽しんでくれたかな?
きっと記憶には残ってないだろうけど、写真にはいっぱい残したよ〜!