大分に帰省するついでに熊本に一泊してきましたので、旅行記を書きたいと思います~。
熊本に到着したのは、12月28日。空港でレンタカーを借りて、今夜の宿である阿蘇に向かいました。
早起きしてお腹が空いていたので、食べログで検索しておいた「高森 田楽の里」でお昼を食べることにしました。ここは写真のとおり、囲炉裏端で郷土料理が食べられます。私たちのような観光客にはうってつけのお店でした!
かやぶき屋根の一軒家
お店の外観です。息子は小さすぎて上まで見えてないでしょうが、立派なかやぶき屋根です。
中はこんな感じ。雰囲気があっていいですね〜!
囲炉裏に息子が手を出したらどうしようと思っていましたが、太い木枠で囲まれていたのでちょっと安心でした。
囲炉裏を囲んでいると、炭火の熱気にあてられて、ほっぺたが赤くなってきます。体もあたたまりました。
息子用にバンボを貸し出してくれました。
久しぶりのバンボ、嬉しそうです。
君のバンボは、私が500円でOFF HOUSEに売っちゃいましたからね。。。
定食の内容
私は田楽定食(税込1,890円)、夫は肥後の赤牛の耕焼定食(税込2,650円)にしました。両方に共通する、山菜の付出し。
素朴な味わいです。かぼちゃを一口息子にあげたら、もっとくれコールが始まり、全部息子に食べられました。
最近はお出かけ時にベビーフードをあまり食べてくれません。全体的にべちゃっとしているのが嫌みたいです。ということで、定食についてきたご飯も、ほとんど息子に食べられちゃいました。
田楽定食に付いてきたもの、いろいろ。(厚揚げだけは赤牛の定食にも共通)
店員のおばちゃんが、串をぐさりと囲炉裏に挿してくれました。いい頃合いになったら、客が自分で裏返します。その際はテーブルにある手袋を使います。
自分で裏返すの、楽しかったです。串の様子をじーっと見守って、焼けてきたら手袋をはめ、熱さにビクビクしながら裏返す……これだけでも非日常感がいっぱいです♪
いろんな味噌が付いてきます。
上から、山椒味噌、ゆず味噌、くるみ味噌だったと思います。
この味噌はこれ、この味噌はあれにつけて…と教えてもらいましたが、詳細は忘れました(笑)
中でもゆず味噌がとてもおいしくて、帰りにおみやげに買って帰りました。
赤牛定食のほうに付いてきた焼物。
お肉は写真の倍くらいありました。
肥後赤牛は、毎年行う野焼きにより無農薬で栄養豊富な牧草を食み、阿蘇の湧き水を飲み、牧草地のきつい斜面を歩き回り、ストレスも無く、伸び伸びと健康的に、まさに放し飼いで育てられます。肥後赤牛は、阿蘇の大自然の美味しさを凝縮しています。牛肉は、歩き回るがゆえに、無駄な脂肪分が少なく、赤身には鮮やかな赤色と光沢があり、牧草をたくさん食べた証である黄色がかった脂肪など、和牛本来の自然な風味を持ちます。たくさん食べても胃にもたれず、さっぱりとした後味です。(公式HPより)
こちらがその、赤牛です。
粗塩でいただきます。変なスジなどもなく柔らかくて、旨みが凝縮されていて、脂っこくなくて、とってもおいしかったです。
早く息子もこの美味しさが分かるようになるといいね。
こちらはヤマメ。
囲炉裏で自分で焼いたと思うと、おいしさもひとしおです。
どちらの定食にも、だご汁がついてきます。
小麦粉で作っただご(団子)と野菜が入った汁物です。
私の実家である大分にもだんご汁なるものがありますが、味噌味です。お店のだご汁はとりがらベースのしょうゆ味とのこと。イメージとしてはけんちん汁です。こちらの味もおいしい〜!
トラブル発生
さて、おいしく料理を食べていたところ、私にトラブルが発生。涙と鼻水がとまらなくなってしまったのです。満席に近い店内で、炭火の煙を浴び続けていたら、鼻炎持ちの私の粘膜がアレルギー症状を起こしてしまったようです。昔の家なので最新の換気装置などはついていないのだと思います。夫は「けむい」とは言いつつも、涙と鼻水の症状は出ていませんでしたので、私側の問題だと思います。私は店を出てしばらくすると症状が治まりました。鼻炎持ちの方はお気をつけください〜。
煙が出るので、息子を連れていくのもあまり良くなかったかもしれません。混んでいる時間帯を外せば、室内の煙の量は変わってくると思います。
そして、着ていた衣類や髪の毛にすごく臭いがつきました。これは全員覚悟しておいたほうが良さそうです。この旅行のために買ったダウンコート、一日目で煙臭くなりました(笑)
そんなこんなでトラブルもありましたが、それでも……「息子が大きくなったら、今度は時間をずらして、どうでもいい服を着て、マスクして行きたい」と思うくらい気に入ったお店でした。