台湾へは23:20着予定でしたが、少し予定が早まり、23時ごろに到着しました。飛行機を降りたあとは、ゲートユースにしていたベビーカーを受け取り、入国審査へ向かいました。
2歳の子連れだと、どんなふうに台湾への入国審査が進むのか、書いていきたいと思います。
子供の分の入国カードの書き方
機内で配られる入国カードは、息子の分も用意しました。気になるのは最後の署名欄。息子は字が書けないので、私が代わりにサインしました。これで良かったのか今ネットで調べてみたら、「サインの欄も親が書いてよい。「母代筆」のような表現もいらない」とありました。ほっ。パスポートのサイン欄には「母代筆」と書かないといけなかったのですが、入国カードは大丈夫みたいです。
私は息子の職業欄を空欄で出しましたが何も言われませんでした。ネットだと「None」と書けばよいという回答がありました。
台湾の入国審査
長い列ができていて、30分以上待ちました。疲れました。。。順番が来たら子供と二人でブースに入り、二人分のパスポートと出入国カードを出します。途中でカメラでの顔写真撮影があります。ブースに小さくて黒いモニターカメラがあるので、入国管理官に手で示されたら、レンズの方を向きます。
あわせて、両手の人差し指の指紋を取られます。入国管理官に機械を手で示されたら、そこに指を入れる感じです。
14歳未満の旅行客は不要なので、息子の指紋認証の必要はありませんでした。ただしパスポートの顔写真との照合があるので、また子供を抱っこして顔が見えるようにする必要があります。
手荷物受け取り
入国審査が終わったら、手荷物を受け取ります。税関を抜けておしまいです。とくに申告するものがなければ、nothing to declareの出口から出ます。送迎タクシーを利用してホテルへ
空港を出たらホテルへ向かうのですが、私たちは個人旅行だったため、ツアーの送迎がありません。そのため、空港からタクシーをチャーターしておきました。利用したのは、VELTRAさんです。オプショナルツアーを扱っている会社です。VELTRAさんの空港送迎タクシー
www.veltra.com気になる料金はこちら。
(為替レートによって日本円料金は変動します。以下は1TWD=3.3円で計算した場合)
項目 | TWD | 日本円 |
---|---|---|
5~6人乗り一台手配料金 | TWD 1,500 | 4,950円 |
深夜料金 | TWD 230 | 759円 |
チャイルドシート | TWD 200 | 660円 |
合計 | TWD 1,930 | 6,369円 |
5人だと大型車になるので、手配料金が高くなります。その分、英語・中国語しかできない現地ドライバーにして、ちょっとだけ価格を抑えました。(日本語対応ドライバーだともっと高くなります)
深夜着だったので、深夜料金も加算されます。さらにチャイルドシートの代金もかかります。でもホテルまで安全・楽に移動できるので、家族旅行にはおすすめです。貸切なので、子供がぐずって泣いても他のお客さんに迷惑をかけることがありません。
実際の利用の流れとトラブル
手荷物を受け取って到着ゲートを出ると、名前を書いた紙を持った人が待っていました。その人はコーディネイターさんで、彼が運転するのではなさそうでした。コーディネイターさんの案内に着いていって少し待つと、私たちが乗る予定の車がやってきました。「これに乗ってください」と言われたのでスーツケースなどを積み込んでいると、リクエストしておいたはずのチャイルドシートがないことに気付きました。
コーディネイターさんに「チャイルドシートがありません」と言うと、彼はドライバーに中国語で何か指示をして、空港に戻っていってしまいました。
ええーっと思いましたが、とりあえず車に乗りました。ドライバーさんに「チャイルドシートはどこですか」と英語で聞くと、その下にあると言われ、座席の下を見てみましたが、ありませんでした。
ここで引いちゃだめだと思ったので、「私はチャイルドシート代金にTWD 200払っているから、返金してほしい。帰国したら会社にメールで聞いてみる」と言うと、「明日会社に確認する」との返答が返ってきました。
TWD 200は日本円にすると660円で大きな金額ではありません。でも子供の安全のためにと思ってチャイルドシートのオプションを予約してあったので、そのままで終わらせたくなかったのです。
ちなみに台湾の場合、4歳未満の子がワゴン車以下のサイズの車両に乗車する際は、チャイルドシートの着用が義務付けられているそうです。ただ、タクシーについてはチャイルドシート義務が免除されます。今回のようなチャータータクシーの場合、どちらが適用されるかは不明です。
空港送迎タクシーは、チャイルドシートの件以外は全く問題ありませんでした。安全運転でしたし、ホテルまで迷うこともなかったですし、快適に移動できました。
ホテルへの到着後、ドライバーさんから予約票のような紙にサインをしてほしいと言われました。サインをする際、「チャイルドシートの件は確認してお返事をする」とドライバーさんが再度言ってくれたので、ほっとしました。
私はchild seat という言葉を使いましたが、今調べたら英語だとcar seatが一般的のようです。baby car seatが一番伝わるかな?
英語でのやり取りだったのでうまく伝わったか不安でしたが、その後、VELTRAさんからメールで丁寧なお詫びが届きました。無事、クレジットカード口座にTWD 200返金してもらえることになりました。
ちなみに帰りの便では、きちんとチャイルドシートがついていました。
チャイルドシートを忘れられたのは、レアケースだったのかもしれません。その後の対応についても満足していますので、また台湾に行く際には利用させていただきます。
次回は泊まったホテルについてレポします!
※台湾旅行記の目次はこちら※
全部で20記事予定。各記事のタイトルにリンクが貼ってあります。
lilytravel.hateblo.jp