松島の2大必食グルメは「冬はカキ、夏から秋はアナゴ」なのだそうです。訪れたのは7月だったので、7〜9月が旬のアナゴを食べることにしました。
ガイドブックによると、遠浅の松島湾はアナゴの生育に適した場所だとか。湾内の豊富なエサを食べて育つため、小ぶりながら肉厚でおいしいのだそうです。
ご近所バトル
アナゴが食べられる食事処を探して3人で歩いていると、客引きのおばさまに声をかけられました。「本当においしいとこで食べといで! 他の店は冷凍を使っている! 本物を使っているのはうちだけ!」
彼女(客引きAとします)の衝撃的な発言を聞いて固まっていると、冷凍の店扱いされた隣2軒の客引きさん(客引きB、Cとします)が、反論してきました。
客引きB「嘘を言わないで」
客引きC「あの人はちょっと変なの」
客引きA「あの人らは詐欺バイトだ、ペテン師だ」
客引きB、C「ちょっとおかしいのよ。あの人のことは気にしないで」
客引きAさんの憎々しげな発言に驚きました。客引きBさんとCさんはそれぞれ違う店の担当なのですが、タッグを組んでAさんに反論していました。。。
このとき我々が抱いた正直な感想は「なんかやばいところに来てしまった」です。
BさんとCさんの店に非はなさそうに見えましたが、ゴタゴタが起きているお店で食べるのもちょっと。。。料理の質以外で避けられるのはもったいない気がします。
私たちは結局、客引きがいなかったさんとり茶屋さんに入りました。
さんとり茶屋さんで食べたもの
メニュー。夫は穴子丼(1,730円)にしました。
夫によると「おいしかったけど、まあ、普通」だそうです。行ったのが7月上旬だったので、ちょっと時季が早かったのかも。
私は海老フライ膳(1,010円)にしました。
「松島まで来たのに海老フライ?! 海鮮丼にすればいいのに」と夫に言われましたが、食べたくなったものは仕方がありません。
でもですねー、この海老フライがおいしくて!
超ビッグサイズです。カリカリに揚がってて、中は海老がプリップリで、大満足でした。夫に一本あげると「うまい!」と喜んでいました。直感に従って注文して良かったです〜。
息子はおしぼり大好き
さんとり茶屋さんでメニューを選んでいたら、息子がぐずり始めました。何か息子の興味を引くものはないか…と、お店のおしぼりを与えてみたら、息子がこれを気に入って。私たちが食べる間、大人しくおしぼりで遊んでいてくれました。(息子におしぼりを取られたので、自分たちの手は持参していたウェットシートで拭きました)
お店を出ても、おしぼりを握ったまま。
車に戻る道中も、離しません。
そして…
寝た!
おしぼり握ったまま寝た!
二刀流です。我が家の宮本武蔵です。おしぼりだと弱そうですが。
寝てるのに、しっかり掴んでました〜。