鳴子温泉を後にして仙台に戻る途中、宮城県で1,2を争う有名観光地 松島にやって来ました。
松島湾には、260もの大小様々な島があります。高いところから見た方が島々がつくる景色を楽しめると思い、レンタカーで展望台へ行くことにしました。
松島町の公式HPに、主な展望地がいくつか書いてあります。
この中から、松島海岸駅から車で5分の「西行戻しの松公園」に行ってみました。
公園からの景色がこちら。
松島湾がよく見えて綺麗ですが、肝心の多島美は、いまひとつ(?)
見える島影が少なくて、ダイナミックさに欠けるような気がしました。260もの島があるはずなのに、見えるのはほんの少し。もうちょっと高い位置から見ないと、島々がつくりだす景色の面白さが味わえないような気がします。惜しい!
実は上の写真は、カメラの設定を変えて、ちょっと幻想的に撮ってみたんです。
オートで撮った景色はこちら。
一気に魔法が解けたような感じです。カメラマジーック!
ちなみに今まで行った中で一番良かった「多島美」は、長崎県の展海峰から見た、九十九島の景色です。
こちらの島数は208で、松島よりは少ないです。でもたくさん見えますよね? ちょうどいい位置に展望台があるようです。
このときは歓声を上げながら、島々が織りなす景色を楽しみました。松島では島が少ししか見えなかったので、ちょっと残念。次は違う展望スポットに行ったり、遊覧船に乗ってみようかな。
今度は、高度を下げて松島湾岸までやってきました。
曇りだったので暗い写真に映ってしまいましたが……松島と言えばココ!なので、団体ツアー客も多く賑やかでした。
日本三景碑。
日本三景のうち、宮島は何度か行ったことがあります。松島は今回が初めて。天橋立は行ったことがありません。いつか三景を制覇したいな。
松と記念撮影〜。
息子にとっては、初めての日本三景が松島になりました。
観瀾亭で優雅にお茶
日本三景の碑から徒歩数分のところに、観瀾亭(かんらんてい)があります。観瀾亭の看板には「伊達家の茶室でまっちゃをいっぷく」とありました。伊達正宗が豊臣秀吉から拝領した茶室を、二代藩主忠宗が松島に移築したそうです。
歴史のある茶室ですが、メニューはとっても現代的で、和カフェっぽいです。
(クリックで拡大)
こんなふうに縁側にテーブルが設置してあって、松島湾を眺めながらお茶ができます。
席から見える景色。
私はレディースセット(700円)にしました。
お抹茶に、3種のお茶菓子が付いています。
仙台らしく、ずんだもちがありました♪
夫は冷やしぜんざい(700円)にしました。写真を忘れましたが、「場所の雰囲気に合うし、冷たくておいしい」と言っていました。夏は冷たいデザートも良さそうです。
* * *
息子と一緒に外を歩いていると、いろんな人に声をかけられます。「今何カ月?」「男の子?女の子?」と言ったようなたわいもない会話ですが……観光地だと、「どこから来たの?」という言葉が加わりました。いろんな県から来た人から様々な方言で話しかけられて楽しかったです。
話しかけられる客層は、95%がおばちゃまです。孫の写真を見せてくれたりします(笑)
ではでは、お腹が空いたので、松島で昼ごはんにしましょう! 続きます。
観瀾亭へのアクセス
松島周辺に、有料パーキングはたくさんありました。私たちは空きがあった寺町パーキングに停めました(写真参照)料金はメモを取っておらず覚えていません…。すみません。ここからだと、観瀾亭はすぐそばで、五大堂まで徒歩10分くらいでした。
後で調べたら、松島公園駐車場もあるようです。松島公園駐車場については、公式HPをご確認ください。AM8:00〜PM6:00は一時間300円、以降30分ごと100円、上限は1000円だそうです。
★今回の旅のスケジュール&目次はこちら:
lilytravel.hateblo.jp